静岡・川勝平太県知事への辞職勧告決議案が可決 参院補選での「コシヒカリしかない」発言を問題視も失職の法的拘束力なし

政治・社会

山崎真之輔参院議員ツイッターより


 静岡県の川勝平太知事に対する辞職勧告決議案が24日午後、県議会において賛成多数で可決された。自民公明の共同提出によるもので、記名投票採決の結果賛成47、反対19で可決となった。知事への辞職勧告決議案可決は静岡県政史上となる。
 川勝知事は10月の参院静岡補選の応援演説で、対立候補の自民党新人が御殿場市長を務めていたことを揶揄し「あちらはコシヒカリしかない。だから飯だけ食って、それで農業だと思っている」と発言したことが問題視されていた。

辞職勧告に法的拘束力はないが

 当初は失職もあり得る不信任決議案の提出も検討されたが、可決のハードルが高いことから法的拘束力のない辞職勧告決議案となったようだ。

コシヒカリ発言 川勝知事への辞職勧告決議案可決 静岡県議会 | 毎日新聞
 静岡県御殿場市に対し「コシヒカリしかない」と失言した川勝平太知事への辞職勧告決議案が24日、県議会で可決された。法的拘束力はなく、川勝氏は続投する見通し。自民党会派は当初、可決すれば川勝氏の失職もあり得る不信任決議案を提出する方針だったが、可決の見込みが薄いとみて、自民党会派のみの賛成でも可決できる辞職勧告決議案に切り替えた。

 不信任決議案が可決された場合は、首長は10日以内の議会解散か、解散しないまま10日経過しての失職という選択を迫られる。知事に対する不信任決議で解散が選択された前例はないようだが、いずれにしてもリスクが高く県政の混乱は必至で提出も可決も慎重になる傾向にあるようだ。

 今回可決された辞職勧告決議案に法的拘束力はないが、議会の多数が知事の適性を否定する意思表明をしたことになり、今後の議会運営が立ちいかなくなることも予想される。法的拘束力はないものの知事が自ら辞職を選択することを求める効果はそれなりにあり、川勝知事がどういう選択をするかは不明だ。

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