【動画】木原官房副長官「重大な懸念」香港の立法会選挙で親中派が圧倒的多数
政治・社会
木原誠二官房副長官は21日午前の閣議後記者会見で、中国主導の香港の立法会(議会)選挙で親中派が圧勝したことについて「国際社会の懸念が解消されることなく、香港において立法会選挙が実施されたことについて改めて重大な懸念を表明したい」と述べた。
市民に選択肢なく中国の独裁
19日に行われた香港の立法会選挙は、定数90のうち89議席を親中派が獲得し独占状態となった。
今年5月に中国主導で選挙制度が見直され、立候補するためには親中派で固められた選挙委員の推薦が必要となり、審査委員会が愛国者と認めなければ立候補が認められないため、民主派の政党は候補を擁立することができない状態となっていた。また定数90議席のうち70議席は親中派の選挙委員によって選ばれ、残りの20議席のみが市民の投票で選ばれるという非民主的な仕組みとなっている。
市民にはほとんど選択肢がないため、前回の投票率を大きく下回る結果となった。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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