【取材拒否】立民大阪府連が摂津の暴言市議を処分、共産候補を推した反党行為→視覚障害者嘲笑問題はスルー、都合の悪いメディアからは嘘をついて逃げる府連

政治・社会



 立憲民主党大阪府連は20日、参院選大阪選挙区を巡り共産党候補を支援する内容のツイッター投稿を行った摂津市の西谷知美市議を党員資格停止3カ月の処分としたことを発表した。
出典:西谷知美 摂津市議会議員の処分について – 立憲民主党 大阪府総支部連合会

 立民大阪府連は独自に石田としたか氏の擁立を決めているが、西谷市議は14日に「大阪はたつみさん一択」と投稿した。投稿は削除されたが批判に対して「もし、本当に石田さんが政治家を目指すなら、次のチャンスに全力で応援します。今回は遅すぎるし、大阪の立憲が弱すぎるのです。」と改めて立民公認候補を応援するつもりがないという趣旨の投稿も行っていた。
参考:立憲民主党の暴言市議が造反、参院選で党公認ではなく共産党を支援する投稿「大阪はたつみさん一択、大阪の立憲が弱すぎる」

差別問題を報じるメディアは取材拒否

 西谷市議はこの他にも先月27日に、視覚障害者のツイッターアカウントに対して「良く目が見えてそうですね」と嘲笑する投稿を行い、謝罪を求められたことに対して「障害者であることの証明を送る」「自宅で障害者であることを確認」という条件を突きつけたことが問題視されている。

 今回の府連倫理委員会および府連常任幹事会でこの議題があったのかどうかなど確認するため、筆者は府連に取材をかけたが参議院選挙出馬予定の石田としたか事務所に全員が詰めているとのことで、石田事務所の連絡先を案内された。電話をかけて見ると「あと30分で会議が終わるので折り返す」とのことだったが、いくら待っても府連関係者からの連絡はなかった。嘘をついて逃げたのだ。
 毎日新聞や産経新聞の取材には答えているようだが、筆者のように視覚障害者差別の問題を追及するメディは取材お断りということだろう。見事に毎日も産経も当たり障りのないほぼ同じ内容を配信しているが、どうして関連情報を掲載しないのだろうか。

 この問題に関しては16日に筆者が泉健太代表を直撃しているので、党内で「知らない」という言い訳は通用しない。少なくとも幹事長経由で府連に伝わっているはずだ。

 しかし、3日後の19日に筆者が西村智奈美幹事長を直撃した際には「ごめんなさいちょっと」とだけ言い残し足早に立ち去った。あまりにも不誠実な対応だ。

 都合の良いメディアに反党行為のことだけ報じさせ、障害者差別問題を追及するメディアからは逃げ回る。他党の不祥事には厳しいが身内には甘いご都合主義が過ぎる。

 参議院選挙が始まれば騒ぎが収束すると思っているのかもしれないが、筆者としては容赦なく所属議員や関係者を追及していくつもりだ。差別から目を逸らして何が選挙だ。

続報→【新事実判明】立憲民主党の障害者嘲笑問題、暴言市議が府連幹事長の前で猛省を装い逃げ切り図る 拉致問題の暴言でも虚偽の説明か

関連:立憲の暴言市議が視覚障害者を嘲笑「よく目が見えてそう」→謝罪条件「障害者である証明を送れ」「ご自宅までお伺いし確認する」
関連:【拉致問題】立憲民主党市議「今年、不甲斐なかったのは摂津の教育に拉致被害者の問題を持ち込ませてしまったこと」

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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