維新政治を斬る!と大阪に乗り込んだ菅直人さん、立憲票を半減させることに成功し維新の守護神と化す

政治・社会



 10日に投開票が行われた参議院選挙で、大阪特命担当として大阪府選挙区の石田としたか氏を応援した立憲民主党の菅直人衆院議員がツイッターを更新し「残念ながら当選できませんでした。ご支援いただいた皆さんに心から感謝いたします。」と投稿した。


票は半減、維新をアシストする結果に

 これまで大阪府選挙区の民主党系候補は、落選したとしても10%前後の得票を得ていたが、今回は5%まで半減するという歴史的惨敗となった。

 菅直人氏は自ら志願して大阪特命担当となり、維新を成敗すると意気込んで何度も大阪入りしたが逆効果となったようだ。結果的に維新は前回よりも票を伸ばしたわけだが、大阪というある意味で特殊な地域事情を理解していない菅氏が乗り込んできたところで受け入れられないだろう。

 前回衆院選で辻元清美氏が落選するなど壊滅状態に追い込まれた大阪府連が前に出ないで、元総理に東京から出張ってこられるのは地元の有権者も気持ちの良い話ではないだろう。そもそも菅直人が目立つことによって候補者が影になることは最初から分かっていたこと。特命担当になることを許可した執行部の失策でもある。

 菅氏もこの結果を詫びるつもりもないようで、責任も取らず無かったことにするのだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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