自民党候補の選挙ポスターに落書きした無職の男を逮捕「候補者が悪であると訴えたかった」

政治・社会

國崎たかし杉並区議ツイッターより


 参議院選挙の期間中に自民党候補の選挙ポスターに落書きをしたとして、警視庁捜査2課は22日までに、公選法違反(自由妨害)の疑いで無職の男を逮捕した。都内で複数の候補者に対する同様の落書きが約280件確認されており、関連を調べているという。

選挙ポスター「Z」と落書き疑い 参院選、警視庁が無職の男逮捕 | 共同通信
 捜査2課によると、容疑を認め「候補者が悪であると訴えたかった」と供述している。候補者の顔付近に「Z」と書いていたという。

 逮捕容疑は6月24日、杉並区下井草2丁目の路上に掲示されていた候補者のポスターに黒のフェルトペンで落書きした疑い。

280カ所を回るのは容易ではない

 被害に遭ったのは自民党の朝日健太郎氏と生稲晃子氏のポスターで、額に「Z」の文字やヒゲが落書きされていた。6月25日に杉並区議がツイッターで報告した際には40件以上の被害を確認していた。


 52歳にもなって幼稚な行動であるが、一般人の公選法違反には警察も捜査を躊躇しない。都内で確認された約280件の被害が同一容疑者である可能性もあるが、単独で公営掲示板をこれだけ回ることは容易ではなく、強い政治的な意図が感じられる。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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