立憲民主党新人の水野もとこ議員がコロナ濃厚接触者で本会議欠席→なぜか国会前の記念撮影に現れ取材を受ける

政治・社会



 参議院選挙神奈川選挙区で初当選した立憲民主党の水野素子議員が、3日に召集された国会の本会議を欠席しながら議事堂前での記念撮影に現れ地元メディアの取材を受けていたことが分かった。

 水野氏は先月31日に家族が新型コロナ陽性となっていたが、8月1日と2日の抗原検査で陰性となり、厚労省が示した療養解除の条件を満たした。しかし本会議への出席は自粛し欠席届を提出していた。党としての新人議員集合写真にも写っておらず、欠席扱いとなっていたが個人で記念撮影に訪れたようだ。


感染予防、欠席理由の両面で矛盾

 水野氏に真意を確認するため取材のメールを送ったが、期限までに回答は無かった。

 水野氏はテレビ神奈川の取材に対して「密室的で人が集まるところは自粛するということで基本的には議会の本会議場には入らない。」と欠席の理由を説明しているが、多くの人が集まる議事堂前に現れ記念撮影を行い、マスコミを集め囲み取材を受けている。全く筋が通っていない。

 抗原検査の誤判定などを疑って本会議を欠席したのであれば、その本会議に出席する議員や関係者、マスコミが集まる場所に来るべきではない。これら一連の行動について、厚労省が示した療養解除の条件を満たしたと判断してのことであれば天皇陛下御臨席の本会議にも出席するべきだ。

 自分に感染の疑いがあることを警戒して本会議を欠席しながら、多くの人が集まる場所での記念撮影やマスコミの囲み取材では「療養解除の条件を満たした」とするのは都合が良すぎる。同じ党の仲間との接触は避けながら、他の人たちと接触しているのはどういうことか。

 感染防止の観点から見ても矛盾した行動で、逆に療養解除と判断して行動をしているとすれば本会議を欠席する正当な理由が無かったことになる。本会議場が密室で感染リスクがあるというならば、それは水野氏に限った話ではなくとにかく説明が矛盾だらけだ。

 その後の対応も大手マスコミの取材だけ受けて、ネットメディアには回答しないという態度も腹立たしい。国会議員になってはしゃいでるようにしか見えず、どうしても初登院の記念撮影をしたかったのだろう。だが、濃厚接触による感染防止を理由に欠席届を出している以上は登院するべきではない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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