【動画】日本共産党「ゴルバチョフ元大統領死去について」会見での質問に口籠る→地獄のような空気のまま会見終了
政治・社会
日本共産党の穀田恵二国対委員長は31日の会見で、旧ソ連のミハイル・ゴルバチョフ元大統領が死去したことについて聞かれたが、礼を失しないよう仕方なく弔意を示すような場面があった。続けて穀田氏は旧ソ連の覇権主義などを例に挙げ、ゴルバチョフ氏はその指導者であったことを述べた。
穀田氏の回答の後、会見場は静まり帰り、そのまま終了となった。
ソ連共産党との軋轢もあるが
日本共産党は国際共産主義運動の指導組織であるコミンテルンの日本支部としてスタートしたが、その後にソ連共産党とは互いに激しく批判し合おう不仲になった経緯がある。日本共産党としてはソ連共産党や中国共産党を「共産党の名に値しない」と否定する立場から、ゴルバチョフ元大統領の訃報に弔意を示すのも躊躇するのだろう。
参考:大国主義・覇権主義の歴史的巨悪の党の終焉を歓迎する――ソ連共産党の解体にさいして│外交ビジョン│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会
複雑な経緯があるにしても、訃報に際しては過去の軋轢を抜きにした人としての弔意の示し方があると思うが、こういうところが共産党の不寛容さを表していると言えるだろう。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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