【総務省】TikTokなどアプリの挙動検証 中国アプリなど利用者の意図に反して情報を外部送信する問題、実態解明へ

インターネット



 寺田稔総務大臣は30日の会見で、総務省が中国のTikToKなど携帯アプリの不正機能を検証することを検討しているという報道について問われ「利用者の意図に反してアプリが情報を外部に送信するといったセキュリティ上の懸念が生じることも有りうるということに備えて、さまざまなアプリの挙動を検証し、その実態を確認するため課題を整理するもの」と答え、来年度の概算要求に盛り込むとした。

TikTok問題に対応か

 寺田大臣は「特定のアプリを念頭に置いたものではない」としているが、不正挙動に関するセキュリティー問題の説明は、26日に産経新聞で報じられた内容に一致しており、TikTokなどの中国アプリを警戒していることは間違いなさそうだ。
参考:〈独自〉スマホアプリ不正機能検証へ 対中流出懸念で総務省 – 産経ニュース

 TikTok以外ではメッセージアプリのLINEを警戒する声もあるが、これらのアプリが公職選挙法で禁止されているメールでの選挙活動に該当しないことから、利用は避けられないという政治家も多い。
 こういったアプリの懸念を総務省が検証し実態を解明してくれるならありがたい。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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