亡くなった「遊☆戯☆王」作者の高橋和希さん、離岸流に巻き込まれた少女を米軍人と救助中に事故に巻き込まれていた

政治・社会



 今年7月に沖縄県名護市安和の沖合で、遺体で見つかった人気漫画「遊☆戯☆王」作者の高橋和希さんが、離岸流に巻き込まれた少女と両親を米軍人と救助中に事故に巻き込まれていたことが分かった。

「遊☆戯☆王」の作者・高橋和希さんは人命救助中に事故遭遇 海上保安庁が正式発表 | 東スポWEB
 高橋さんは7月4日午後に恩納村にある「マーメイド・グロット」(人魚の洞窟)と呼ばれるダイビングスポットで、シュノーケリングをしていた際に、離岸流に巻き込まれた両親と娘の3人を発見。近くに居合わせた米兵男性らと救助活動に当たった。

 両親は自力で岸にたどりつき、少女は米兵男性がなんとか救い上げていた。だが救助活動の際、高橋さんは波にのみ込まれるなどしたものとみられ、2日後に名護市沖合で遺体となって見つかっていた。

米軍人が表彰されたことで判明

 高橋和希さんは1996年に週刊少年ジャンプで「遊☆戯☆王」の連載を開始してわずか数年でアニメ化、カードゲームと世界的ヒットが続き大成功した人物。

 海上保安庁が公表を控えていたのは、救助された少女の精神面を考慮してのことだった。しかし、米軍人が軍から表彰され10月11日に米軍紙「星条旗新聞」に証言が掲載されたことで、高橋さんがこの現場で事故に巻き込まれていたことが分かった。これを受けて第11管区海上保安本部が公表したようだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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