国民・前原誠司議員「日本は本当に素晴らしい国だと、改めて感激」財布を紛失も免許証、カード、現金ごと無事に警察署に届けられる
国民民主党の前原誠司衆議院議員が19日、免許証などが入った財布を紛失し警察署に届けを出したところ、別の警察署に届け出があり、カード類や現金共に無事であったことをツイッターで報告した。届け出た人物は身分を明かさことなく、謝礼も辞退しているという。
前原氏は「日本は本当に素晴らしい国だと、改めて感激しました。他国なら戻ってこないか、戻ってきても中身を抜き取られていたことでしょう。」とツイッターで感謝を述べている。
先週の土曜日、朝起きた時に財布がないことに気がつきました。家中を探しましたが見つからず、前日の夜、タクシーの中に忘れたか、はたまた落としたか。財布の中には現金のほか、クレジットカード、銀行カード、免許証などが入っていました。乗ったタクシー会社に問い合わせましたが、 pic.twitter.com/8LOvNFBi2j
— 前原誠司 (@Maehara2016) December 19, 2022
クレカは戻って来ても要注意
届けられているとのこと!
早速、右京署に駆けつけて確認したところ、まさに私の財布でした。カード類や免許証、現金も全くそのまま。しかも、届けて下さった方は「身分を明かさない。御礼は辞退する」と警察に伝えておられ、御礼を申し上げたい方の情報は得られませんでした。— 前原誠司 (@Maehara2016) December 19, 2022
日本は本当に素晴らしい国だと、改めて感激しました。他国なら戻ってこないか、戻ってきても中身を抜き取られていたことでしょう。拾って下さり、警察に届けていただいた方、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。以後、気をつけるように致します。(誠)
— 前原誠司 (@Maehara2016) December 19, 2022
海外から日本にきた外国人が驚くことのひとつとして、落し物が警察署に届けられることだという。拾得した人物がわざわざ警察署まで出向き、届け出書類を作成する手続きまでしてくれることなど海外では考えられないそうだ。財布どころか裸で落ちている現金まで届けるのは日本人くらいだろう。
ただし、気を付けなければならないのは、一度でも手を離れたクレジットカードは届け出者より先に悪意の第三者が番号とセキュリティコードを見ている可能性もある。免許証とセットで紛失した場合は生年月日などの個人情報も漏れているので悪用しようと思えばいくらでもできる。海外を経由して悪用された場合は警察も打つ手がなく、クレジット会社の保険適用範囲以外は泣き寝入りも。
おそらく紛失を届ければカード会社が新しいカードの発行をすすめてくるので、これに応じて再発行したほうがいいでしょう。基本的にカード会社の提案を断って起きた事故は保険がきかないので。
それでもやっぱり、現金が無事に帰ってくる日本に生まれてよかったと思う。
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