福島瑞穂さん、自衛隊装備品の工場が事業継続不可能となった場合の国有化に反対「民間企業の国有化など今までしたことがない」→あります

2023年2月14日政治・社会

　自衛隊の任務に不可欠な装備品を製造する企業が経営困難となった場合、政府が生産ラインを国有化し、別の企業に委託可能とする法案を岸田内閣が10日に閣議決定した。これに対して社民党の福島瑞穂党首は「民間企業の国有化など今までしたことがない。しかも初めてやるのは軍事工場なんて全くおかしい。」と反対するツイッター投稿を行った。

経営的に困難な軍事工場の国有化をする法案を閣議決定。こんな法律、成立させてはならない。民間企業の国有化など今までしたことがない。しかも初めてやるのは軍事工場なんて全くおかしい。

防衛産業の企業撤退相次ぎ 生産ライン国有化など 法案閣議決定 | NHK https://t.co/59nUOS5LIB

— 福島みずほ　参議院議員　社民党党首 (@mizuhofukushima) February 13, 2023

国有化の事例はある

　自衛隊の任務継続が困難となることを是とするのだろうか？国有化と言っても生産ラインは民間企業への委託となり、そもそも国有化したからと言って何が問題なのかが分からない。

　福島党首は「民間企業の国有化など今までしたことがない。」としているが、りそな銀行や日本航空（JAL）が一時国有化され、東京電力は今でも国有化されている。そのなかでも日本航空の一時国有化は、福島党首が民主党政権で閣僚を務めていた時の動きだ。これを忘れていたとすれば痛すぎる。

　根拠のない言説で不安を煽り、自衛隊の機能停止を望むような人間が国会議員として「永年在職表彰」を受けたと思うと恐ろしい。

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