東京新聞が偏向報道を宣言!千葉県知事選で立花孝志・黒川敦彦両氏は公平に扱わず熊谷俊人・小倉正行両氏を中心に報道すると発表【KSLチャンネル】
27日に告示された千葉県知事選において、東京新聞は立花孝志氏と黒川敦彦氏を主な候補として扱わない方針を発表しました。
4名のみの立候補でこのような対応は異例で、社会の公器たる新聞社が軽減税率という税制優遇まで受けながら特定選挙において自分たちの望む候補者と望まざる候補者を外部に発信するのはとても危険なことです。
千葉県知事選挙に現職と新人の計4人が届け出 現職の県政運営など争点 3月16日投開票:東京新聞デジタル
お断り 千葉県知事選で、東京新聞は、政党助成法の政党要件を満たす政党から推薦・支持を受けている熊谷、小倉両氏を主な候補として扱います。黒川、立花両氏は、政党要件を満たす政党から推薦・支持を受けていないことや、千葉県政と直接関係ない主張を掲げていることなどから判断し、主な候補として扱いません。
政党助成法の政党要件は(1)国会議員が5人以上(2)国会議員が1人以上、かつ前回の衆院選か2回前までの参院選で、比例代表か選挙区合計の得票率が2%以上──のいずれかです。
理由として東京新聞は「政党助成法の政党要件を満たす政党から推薦・支持を受けている熊谷、小倉両氏を主な候補として扱います。政党要件を満たす政党から推薦・支持を受けていないことや、千葉県政と直接関係ない主張を掲げていることなどから判断」としていますが、そもそもほとんどが無所属である自治体の選挙で政党の推薦や支持を基準にするのが無茶苦茶な理屈です。どう考えても立花氏と黒川氏を投票先から除外する偏向報道の意図しか感じません。両氏の除外も酷い話ですが「熊谷、小倉両氏を主な候補として扱います」という部分は新聞社が選挙運動をしているようなものです。
個人的には立花氏の手法には賛同はできませんし、黒川氏に関しては論外の候補者だと思っています。で、あったとしても現行法で彼らは被選挙権という憲法で保障された権利を行使しているのであって、新聞社が公平な選挙を害するような報道で影響を与えるのはあってはならないことです。
立花氏や黒川氏のこれまでの振る舞いは、公平な選挙を害するという見方もできますが、こういう不公平な扱いをする新聞社にはそれを批判する資格はありません。
新聞社はテレビ局と違って公平性を求められる法律はありませんが、自主的に量的・質的な公平を謳って税制優遇まで受けておいて、こういうときだけは平気で偏向報道をかましてくるのはいかがなものでしょうか。
立花氏や黒川氏の発言に問題があるのであれば、その部分を報じないという編集権は新聞社にあるのであって、わざわざ特定の候補の名前を挙げて主要とそれ以外に分けるようなことはすべきではありません。どんなに立花氏と黒川氏に問題があったとしても、それを判断するのは有権者であって、報道側がその判断材料に手を加えるようなことをしてはならんわけです。
そもそも東京新聞に所属しながら社外のYouTube活動ばかりして、各所で迷惑をかけている女性記者を野放しにしておいて、立花氏や黒川氏を批判するのはとても筋の悪いことだと思います。