またTBSでヤラセ発覚「クレイジージャーニー」事前に準備した爬虫類を放ち捕獲する仕込み繰り返す→番組休止へ
TBSのバラエティー番組「クレージージャーニー」の珍しい爬虫類を捕獲する企画で、スタッフが事前に仕込んでおいた生物を爬虫類ハンターが発見したかのように見せかけ放送していたことが発覚、TBSは公式ホームページに謝罪文を掲載し番組を休止すると発表した。
現在も調査中ではあるが、8月14日放送のメキシコロケで4種の他、過去10回放送のうち6回11種での事前仕込みが判明しているという。TBSでは「消えた天才」でも少年野球の球速や卓球の動作を早回しで2割増ししていたことが発覚し番組を休止している。
ヤラセは常態化していた
TBSの説明では、事前仕込みによるヤラセは以下、
メキシコロケで事前に準備した4種類の生物と撮影時の状況は以下の通りです。
1.メキシコサラマンダー 現地協力者が湖で事前に捕獲した個体をネットの籠に入れ、同じ湖に放ちました。
2.アリゲータートカゲ 地面に数センチの穴を掘って、事前に捕獲した個体を放ちました。
3.メキシコドクトカゲ 現地協力者が個体を岩の下に放ちました。
4.ヘルメットイグアナ 取材した大学にお借りし、大学施設内の生息可能性のある場所に放ちました。
(中略)
過去10回の放送で、事前に準備した11種類の生物は以下の通りです。2017年 2月9日 マダガスカル前半
・ヘサキリクガメ
2017年 2月16日 マダガスカル後半
・ラボードカメレオン
2017年 8月16日 カメルーン(ゴールデンSP)
・ゴライアスガエル
・ニシアフリカコビトワニ
2018年8月8日 キューバ(ゴールデンSP/同日レギュラー枠)
・ヒメボア
・キューバボア
・フトヒゲカメレオンモドキ
2019年2月6日 南アフリカ前半
・アフリカウシガエル
・タマゴヘビ
・パフアダー
2019年2月13日 南アフリカ後半
・ノドジロオオトカゲ計11種類
出典:「クレイジージャーニー」からのご報告とお詫び|TBSテレビ
出演者は知らなかった?
TBSによると、番組に出演した爬虫類ハンター・加藤英明氏は仕込みについては知らなかったという。番組スタッフから依頼された現地の協力者が、事前に用意した個体を当日か前日に現場に放ちその一帯を捜索し発見から捕獲の様子を撮影していたという。昆虫などであれば餌場に放っておけば現場に留まってくれるが、爬虫類でそのようなことが可能なのだろうか?
番組を見る限り加藤氏が生物の生態を解説しながら生息域を予測して素手で捕獲するという内容が主だ。仕込まれたとされるメキシコサラマンダーは、透明度の全くない水中に手を入れ素手の感触を頼りに捕獲するという手法であったが、どう考えても仕込む必要は無かったと思われる。
他の種においても、加藤氏が目視で発見、かなりの距離を追いかけ時間も要して捕獲するとういうシーンがある。これが本当にノーカット映像なのであれば発見から捕獲まではかなりの広範囲で、個体の移動能力の高さを示している。ならばその個体が前日から現場に留まっていたとは思えない。現在も調査中とのことだが、こういった“仕込みのタイミング"も念入りに調査する必要がありそうだ。
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