立憲・石垣のりこ議員が差別投稿、総理の言い間違いを揶揄「レベルに合わせて、ふりがなを」→翌日、枝野代表と蓮舫が誤字で謝罪する地獄の連鎖
安倍総理が4日、緊急事態宣言の延長を発表する記者会見で、持続化給付金の支払時期を最短で「8日」というところを「8月」と言い間違え10分後に訂正したことが話題となっている。
これに関して立憲民主党の石垣のりこ参院議員は「安倍首相のレベルに合わせて"ふりがな"があった方がよかった」として、持続化給付金の手続きサイトのスクリーンショットをツイッターに投稿した。
持続化給付金の支給時期、8日(ようか)を8月(はちがつ)と読み間違えたのでしたら、やはり、安倍首相のレベルに合わせて
「ふりがな」があった方がよかったですね。ふりがな、大事です。 https://t.co/w9b3CUOkiG pic.twitter.com/6uQmz5rT5V— 石垣のりこ (@norinotes) May 4, 2020
持続化給付金サイトに限らず政府や自治体の案内に"ふりがな"が振られているのは、一部で識字に支障のある方に向けた配慮である。これを「レベルに合わせて、ふりがなを」と読み間違いを揶揄する意味で持ち出すのは国会議員として配慮に欠ける投稿だ。
期待を裏切らないブーメラン体質
安倍総理の言い間違いを揶揄した石垣氏だが、翌日には同党の枝野代表と蓮舫副代表がツイッターでの誤字を謝罪するというブーメランを食らっている。
×預かけている→〇預けている
誤字がありました。失礼しました。— 枝野幸男 りっけん 立憲民主党 (@edanoyukio0531) 2020年5月5日
誤字です。すみません。
国債支援↓
国際支援でした。 https://t.co/LXolEg0tad— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) May 5, 2020
さらに蓮舫副代表は先月、新型コロナウイルスについて「感染拡大のための協力は惜しみません」と政治家として致命的な脱字をしている。
これらの間違いは「ミス」として擁護するすることもできるが、蓮舫氏は与党の間違いを狂ったように責め立て、石垣氏も今回のように皮肉たっぷりな投稿をしているのだから質が悪い。石垣氏自身も「機器不良」を「危機不良」、「人工呼吸器」を「人口呼吸器」と誤記していたことが掘り起こされる始末。
実感する識字率は統計よりも低い
いずれにしても国会議員が「識字」についてネタにするようなことはやめた方がいい。日本は世界トップレベルの識字率と言われているが、国連の調査は99%以上の識字率が40か国以上で日本もそこに含まれる。また、90%以上となると100か国以上という参考にならないものだ。(高い識字率を自負する国を99%と表記しているらしい)自治体の調査などでは非識字者は高齢になるほど多く、簡単な漢字しか読めない人を含めるとかなり多いものと思われる。日頃から書類記入などのサポートをしている役所の人からすれば国連の調査に「そんな馬鹿な」呆れるだろう。
筆者の過去の経験(20年前)でも、生活に困窮して仕事を求めてきた壮年から初老の方々がかなりの確率で読み書きに難があり、簡単な報告書や伝票記入もできなかった。そういった方々が不自由なく生活できる環境を作るのが議員ではないのか。その議員が識字のための"ふりがな"を批判のためにネタにするのは感心できない。
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