二枚舌?共産党・小池書記局長、14歳との性交発言に「コメント避けたい」→批判受け「言語道断、厳しく非難する」会見動画は非公開
日本共産党の小池晃書記局長は7日の記者会見で、立憲民主党の本多平直衆院議員が「50歳が14歳と同意性交で捕まるのはおかしい」と発言したことについて問われ「報道でちらっと見ましたが、正式な党の見解として言われたわけでもないだろうし、具体的な事実として確認できないので、コメントは避けたい」と述べた。小池書記局長のこの回答に対しては、過去の自民党のLGBT発言との対応に差がある"ダブスタ"が指摘されている。
共産・小池氏、コメント避ける 立民議員「50歳が14歳と…」発言 – 産経ニュース
(前略)
ただ、小池氏は5月24日の記者会見で、性的少数者(LGBT)への理解増進を図る法案をめぐり、自民党議員が非公開の会合で行ったとされる発言を引いて、「無知蒙昧(もうまい)」「許されざる発言」などとコメントしていた。(後略)
翌日には一転「言語道断」
産経新聞から"ダブスタ"を批判された小池書記局長は翌日になって態度を一変させ、自身のツイッターで「言語道断の発言であり、厳しく非難する」と本多議員の発言を厳しく非難した。
現行刑法で13歳未満とされている性交同意年齢を引き上げるべきことは、国連からも勧告されており、性暴力被害の当事者も声を上げている。少なくとも義務教育終了後の「16歳未満」に引き上げるべき時に、言語道断の発言であり、厳しく非難する。
https://t.co/r84izd1je5— 小池 晃(日本共産党) (@koike_akira) June 8, 2021
立憲民主党では発言者を非公開にするなど隠蔽ともとれる動きがあったが、朝日新聞に本多議員の名前を報じられ、当初は問題なしとしていた福山幹事長が、その数時間後には口頭での厳重注意とするなど世間の反応を見て対応をコロコロ変えている。小池書記局長も同様に予想以上の批判に耐えられず態度を変えたようだ。
記者会見の時点で都合が悪いと判断したのか、小池書記局長の会見動画は7日分だけが党のYouTubeチャンネルにアップされていない。
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