立憲・小川淳也、れいわ山本太郎代表らとの海外視察を渋々公表「議員の海外調査に国民の厳しい目が注がれている事を深く自覚したい」
立憲民主党の小川淳也衆議院議員は19日、れいわ新選組と立憲民主党の有志らでシンガポールを訪問することをX(旧ツイッター)で明かした。マイナンバー等デジタル政策調査のためとのことだが、自民党のパリ視察が批判されたことを受け「国会議員の海外調査に国民の厳しい目が注がれている事を深く自覚したいと思います」と投稿している。小川氏の投稿には、この海外視察予定が直前まで公表され無かったことを疑問視する声も寄せられている。
今回有志の訪問で、直接国費ではありませんが、それぞれ私費及び政治資金等から工面することになります。
コロナ禍で海外との交流は途絶えていましたが、今年に入ってノルウェーやドイツの国会議員の訪日対応に当たるなど、徐々に交流が再開されつつあります→
— 小川淳也|衆議院議員(香川1区) 🚲 (@junyaog) August 19, 2023
マイナンバー等デジタル政策に関するシンガポール有志調査団
(立憲)
小川淳也 税制調査会長
手塚仁雄 幹事長代理
伊藤俊輔 災害・緊急事態局副局長
中谷一馬 デジタルPT座長(れいわ)
山本太郎 代表
髙井崇志 幹事長
大石晃子 政策審議会長+民間有識者
— 小川淳也|衆議院議員(香川1区) 🚲 (@junyaog) August 19, 2023
台風直後の視察をどう説明する?
国会議員の海外視察そのものには問題は無く、むしろ積極的に行うべきことだろう。しかし両党の支持者らが自民党の海外視察や河野太郎大臣の海外視察に「オンラインでできる」「デジタルの意味がない」と苛烈な批判を展開していただけに公表を控えていたのだろう。他の参加議員らも沈黙している状況で、批判を恐れているのは間違いない。
訪問団には民間有識者らも同行するようだが、私費と政治資金の内訳は公開されていない。また、れいわ新選組が現職ではない高井崇志幹事長を参加させている理由も不明だ。特にれいわ新選組の支持者は、山本太郎が台風被害の復旧ボランティアに参加している様子と自民党のパリ視察を並べて批判のネタにしていただけに、台風7号の直後に海外視察に行くことをどう説明するのだろうか。
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