【衝撃発言】柚木道義「米は2000円だ」農家を潰しにかかる立憲民主党の愚策を国会で披露【KSLチャンネル】

立憲民主党の柚木道義さんが農家を潰しにかかっています。
23日の衆議院厚生労働委員会で、年金改革法案の質疑の際にスピード感の例えとして党首討論での石破総理の「米5kg3000円台」を引き合いに出した柚木議員が「2000円だと僕は思う」と発言しました。
立憲民主党では田島麻衣子議員が「いやいや、5キロ2000円台だ」とXに投稿して農家や米どころの選出議員から批判を浴びています。
備蓄米2000円との違いは?
備蓄米の放出をめぐって小泉進次郎大臣が「店頭小売で5kg2000円」の計画を打ち出しましたが、これはあくまで備蓄米の価格であって、適正価格のことではありません。来週以降の備蓄米の60kg単位の受渡価格は、今年の秋に農家に支払う価格を大きく下回っているので、あくまで起爆剤としての方策です。
田島議員お炎上を扱った動画でも説明しましたが、今年の秋にJAが農家に支払う概算金が60kgあたり2万円を超える可能性もあって5kg1700円程度になります。さらにこれは玄米での価格であって精米すると1割ほど減るので、農家に支払う概算金だけど精米換算すると2000円近くなります。
要するに備蓄米ではない通常流通の価格を5kg2000円にすると保管の経費や精米、袋詰め、配送に小売店の利益や従業員の人件費は賄えません。タダ働きどころか経費を自腹切ってもらう自爆営業になってしまいます。
現状の燃料費、肥料代等の高騰を解決しない限り、農家を維持して流通から小売りまで収益を上げるには2000円台はかなり厳しい価格です。立憲の田島議員が2000円台で炎上したときには、北海道の鈴木貴子議員や秋田の寺田静議員が苦言を呈しています。ちなみに寺田静議員は立憲民主党の寺田学議員の奥さんです。
柚木さんはどういう計算で2000円という大赤字価格を口にしたのか理解できませんが、これまで2000円程度で買えたのは農家が赤字で米を作ってくれたからです。今回の米高騰もJAが農家に支払う概算金を引き上げて米の安定確保と農家の倒産・廃業を回避したことが影響しています。これまで通り米を5kg2000円台で店頭に並べていたら米を作る人がいなくなっていたわけです。
とにかく政治家が農家を赤字で働かせるようなことを平気で口にすべきではありません。米を3000円台でも買えるだけの経済と収入、燃料費や肥料代など農家の収入を圧迫する要因を排除するのが政治の役割です。
柚木さんの考えでは農家は全滅します。










































