38歳の安芸高田市長ツイッター「議会中に居眠りする議員がいた」→議会「居眠りについて話がある、ちょっと来い」市長を呼び出し脅迫
8月の市長選で初当選した安芸高田市の石丸伸二市長(38)が25日、議会中にいびきをかいて居眠りをする議員がいることをツイッターで明かした。居眠りをした本人からは27日に謝罪があったという。
本日午前、議会の一般質問が行われている中、いびきをかいて、ゆうに30分は居眠りをする議員が1名。
「市民の関心により生まれる政治の緊張感」が、まだまだまだ足りないという証左なのか。でも、傍聴席は一杯だったしなぁ…。
ここで、市民の皆さんにお返しします!!#安芸高田市 #議会 #居眠り
— 石丸伸二 (@shinji_ishimaru) September 25, 2020
今朝方、ご本人から謝罪の連絡がありました。
私としては、「大変ですね」と申し上げる以外にないのですが…大変でしょうね。
ちなみに、居眠りをしていたと思しき議員はまだ他にもいます。なぜ傍聴席と同じ向きで、市長と向かい合っているのか、その意味をしっかり認識して貰いたい次第です。
— 石丸伸二 (@shinji_ishimaru) September 27, 2020
議会が市長を呼び出し脅迫?
どう考えても居眠りをする議員が悪いのだが、38歳の若さで8月に当選したばかりの市長に議会が反発をしたようだ。30日になって市長は議会に呼び出され脅迫を受けたようだ。
昨日、定例会後に議会から異例の呼び出しを受けました。居眠り事件について話がある、と。
数名から、議会の批判をするな、選挙前に騒ぐな、事情を補足してやれ、敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得?恫喝?あり。
これが普通かどうかわかりませんが、実態なのは確かです。#安芸高田市 #議会
— 石丸伸二 (@shinji_ishimaru) September 30, 2020
なお、私からは、批判がなければ改善しない、選挙前だからこそ市民に知らせる必要がある、自分でやって、政策ありきでは?とそれぞれ回答しました。
特に「政策ではなく、個人に敵対する」発想はかなり危険です。政策が二の次になれば、政治は道を誤ります。この度の事件がそうであるように。
— 石丸伸二 (@shinji_ishimaru) September 30, 2020
安芸高田市は人口減少が激しく2020年8月現在で人口27,365人だ。前回市議選では定数18に対して23人が出馬、有権者数の1000人に1人が出馬するという状態だ。今年11月の市議選から定数は2減で16議席を争うことになる。
議席が減少するとは言え、選挙人登録者数が23,863人しかいない市で16人も市議になるのだから、はっきり言って近所のちょっと偉そうな人程度でも議員になってしまう。人口比で議員定数が多い議会ほど機能していないと思うのは私だけだろうか。
河井夫妻事件の関与で前市長が辞職し、若い新人が改革を目指して当選したら議会に恫喝される。なにか田舎の闇を見た気がする。
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