社民党、たった4人なのに党分割案が浮上→立憲合流慎重派の福島瑞穂党首と推進派の吉田忠智幹事長が対立


 立憲民主党との合流を巡り福島瑞穂党首(慎重派)と吉田忠智幹事長(推進派)の対立が続く社民党。21日の常任幹事会ではついに”党分割案”まで話題となったようだ。

社民・福島党首「党大会すべきでない」 幹事長「招集済み」 立憲合流巡り混迷深まる – 毎日新聞
 合流慎重派の福島氏は会見で「党大会で激突するより知恵を出すべきでないか」と指摘した。だが、党本部は今月13日付で党大会の招集を党員らに伝えており、吉田忠智幹事長ら合流推進派は「すでに招集している」と反発。両派の対立は収まらず、常任幹事会では党分割案も話題に上った。

たった4人で何を揉めることが?

 社民党の立憲合流案には地方組織からの反発が強く、社会党から続く党の存続を重要視する福島党首は慎重な姿勢だ。一方の吉田忠智幹事長は立憲民主党との合流に前向きだ。吉田幹事長としては党首時代の2016年に参議院比例で落選した経験から、社民党での議席維持に懐疑的にならざるを得ない。

 現在、社民党の議席は衆参合わせても4議席で、そのうち照屋寛徳衆院議員は次期衆院選に出馬しない意向を示している。このままでは政党要件を満たせなくなることが確実で、政党助成金を得られなくなれば資金面でも追い詰められる。
 国政が衰退している一方で、地方議員は都道府県議31名、市区長村議212名とそれなりの数を維持している。ここに無所属ながら関係の深い地方議員を合わせると一定の勢力となっており、社会党から続く歴史を捨てて立憲民主党に合流するメリットは少ない。

 このままでは国政で政党要件を失うのは必至で、それでも社民党という看板を残すなら分党ではなく吉田幹事長ら合流派に離党してもらえば済む話だ。政党間移籍に一定の制限がある比例当選議員であっても、新しい立憲民主党は前回選挙後に結党された新党の扱いであり参加は可能だ。地方も合流反対多数なわけで「行きたい人は行ってくれ」これでいいんじゃないでしょうか?
※22日の常任幹事会ではこの方向で話し合われ、福島瑞穂氏以外の離党を認める方針。

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