学術会議の闇を暴く!左翼会員が保守系学者を排除していた?総会での発言を自民党・黄川田仁志、平沼正二郎が国会で追及【KSLチャンネル】

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 自民党の黄川田仁志議員が7日午前の衆議院内閣委員会で、日本学術会議の総会で会員が「この法案が通ることによって、右の方に立っている人が入ってくる。そういう状態を許していいのか」という発言をして、これまでも政治的考え方に基づいた会員選考があったのではないかと前会長の見解を質しました。
 さらに午後の質疑では同じく自民党の平沼正二郎議員が同様にこの問題を取り上げ、法改正により会員選考がどう変わるのか内閣府に質問しています。

政府お墨付き、左翼独占の権威

 前会長の説明は苦しいですね。会員選考に関しては2005年以降は現在の会員が次期会員の候補者を推薦して、その候補者の中から選考委員会が選考するコ・オプテーション方式を採用していたので思想が絡まないわけがありません。一度左側で固めてしまえば、これが代々受け継がれる方式と言えます。問題の発言について審議は不明ですが、平沼議員の手元にあった資料ではかなり詳細な口調まで記載されているようなので信ぴょう性は高そうです。

 任命拒否問題では政府の介入により学問の独立性が損なわれると大騒ぎしていた学術会議も、今回の改正で「国の特別機関」ではなく政府から独立した「特殊法人」に移行するわけで好都合のはずなんですが、法案に対しては学術会議が懸念を示しているのは意味不明です。
 結局は政府お墨付きの権威が欲しいだけで学問の独立なんて関係なかったわけです。

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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