柚木道義議員「倉敷市長選、静岡4区補選、私も投票しました!」→静岡での投票権なし、市長選は期日前投票済で2度目の投票報告
立憲民主党風(実は無所属)の柚木道義衆院議員が26日、同日に投開票が行われる倉敷市議選、倉敷市議補選、衆議院静岡4区補選の投票を行ったことをSNSで報告した。
https://twitter.com/yunoki_m/status/1254309088667697152
しかし、倉敷の選挙に関しては4月24日に期日前投票を行ったことを既に報告済で、これで2回目の投票報告となる。また、倉敷の選挙に投票したということは柚木氏に静岡での投票権(選挙権)は無いはずだ。投稿の記述方法をよく見ると、最後のハッシュタグ「#衆院補選」の前に区切りがあり「#衆院補選 私も投票をしました!」とも読める。
投票後風の動画で呼びかけか
柚木氏は4月24日に以下のような投稿を行っている。
https://twitter.com/yunoki_m/status/1253532678814494720
実際はこの日に倉敷市内で期日前投票を行っているようで、26日の投票日は投稿にハッシュタグを含めただけで投票は行っていないようだ。
問題は26日に投稿された内容で、動画内では衆議院静岡4区補選の投票を呼びかけ「私も投票をしました」と記述している。柚木氏は立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党が推薦した田中健候補を応援していたが、住民票は岡山県倉敷市にあるので静岡県内の選挙には投票できない。
倉敷の選挙は投票済で静岡での選挙権も無いのに、投開票日にあたかも投票後のような屋外動画をアップして「私も投票をしました」と投稿する意図としては、公選法に抵触しない「投票呼びかけ」で自身の応援する候補者への投票を暗にお願いすることだろう。
このように、本来は選挙運動が禁止されている投票日当日に「投票呼びかけ」を行うことは与野党ともに行われているが、実際は投票していないのに「投票をしました」と呼びかけ動画を投稿するのは国会議員として正直さに欠ける行為だ。
投票結果については、自民党の新人で公明党が推薦した元静岡県議会議員の深澤陽一氏が当選確実との速報が出ている。
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