衆議院議員会館で日章旗バッジ入館拒否?→ルールの拡大適用と判明、長島昭久議員が警備部署に厳重注意
政治・社会
自民党小金井青年部の志垣竜一氏が7月下旬、衆議院議員会館を訪れた際の入館手続き中に、胸に着けた日章旗のバッジを外すよう警備員から求められた問題。
自民党の長島昭久衆院議員が衆議院事務局に確認したところ、一部ルールの拡大であり日章旗バッジ着用での入館は認められているとのことだ。長島議員は警備部署に厳重抗議したという。
金輪際このようなことのないよう、会館警備部署に厳重に注意しました。 https://t.co/mNAMeQxzLq
— 長島昭久🇯🇵🇺🇦東京30区(府中、多摩、稲城市) (@nagashima21) August 7, 2020
過去には9条グッズが問題に
議員会館内では、国旗やハチマキなどによる示威行為などが秩序を乱すものとして禁止されている。示威行為とまでいかなくとも、特定の政治的メッセージによって会館内で口論などに発展することを防止する目的もあるが、今回のように胸に日章旗のバッジを付けているからといって、それを示威行為や秩序を乱す行為とするのは拡大解釈であるという結論だ。
2015年にはバッグなどに取り付けられた憲法九条グッズの持ち込みで、議員会館への入館を複数回拒否された女性が抗議するトラブルが起きている。この際は憲法9条を示す「9」という文字ではなく、そのタグに書かれた「No War」などのメッセージが政治的なものと解釈されたようだ。
今回の志垣氏の日章旗バッジはプラカードや国旗を掲げるような示威行為には当たらず、これを禁止するのはルールの拡大解釈ということだが、ルールの趣旨が「秩序の維持」であれば"戦争反対"という普遍的なメッセージも大丈夫そうなのだが、衆議院会館の警備としても難しい判断なのかもしれない。
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