中国が核融合実験装置「人工太陽」を初稼働→いつもの人たちがとっても静か、中国の核はきれいな核?
政治・社会
中国が「人工太陽」とも呼ばれる核融合研究装置の初稼働に成功した。クリーンエネルギーとしての期待は高いが、技術的な問題として「太陽を箱に納めることが可能か」と、エネルギーの発生技術と、それを制御する技術などのバランスを懸念する声もある。
中国、「人工太陽」を初稼働 同国最大の核融合研究装置 :AFPBB News
「中国還流器2号M(HL-2M)」は、国内で最大かつ最新鋭の核融合実験研究装置。強力なクリーンエネルギー源開発への貢献が期待されている。四川(Sichuan)省に昨年末完成したこのHL-2Mは、膨大な熱とエネルギーを発生させることから、「人工太陽」と呼ばれることが多い。
共産党機関紙・人民日報(People’s Daily)によると、この装置は強力な磁場で高温プラズマを発生させ、その温度は1億5000万度に達する。これは太陽核の温度の約10倍に当たる。
イデオロギーだけで反対する人たちも
日本では大型実験装置「JT-60SA」(茨城県那珂市)の建設が完了している。
参考:12月、初のプラズマ着火へ 長時間維持の技術確立 目指す 那珂核融合研 実験装置を取材:東京新聞 TOKYO Web
原発の核分裂とは反対に核融合は危険性が低いと言われ、反対運動も原発稼働に比べたら規模が小さい。20年ほど前の青森県六ケ所村へのITER(国際熱核融合実験炉)誘致計画にはそれなりの反対運動が起きたが、何でも反対の日本共産党ですら安全性よりも主に費用の問題を懸念している。
制御することさえできればクリーンエネルギーとしての期待が高いが、それでも理屈抜きに「核」と名の付くものに徹底的に反対する人たちがいるのだが、そういうひとたちは中国や韓国での実験にはなぜか反対しない。かつて日本共産党がソ連や中国の核を批判しないことで「きれいな核」と揶揄されたことがあるが、理由はそういったイデオロギーによるものだろう。
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