国民・玉木代表「共産党が入る政権に我々は入れない」「日米安保を基軸とする政権でなければ国は守れない」
政治・社会
国民民主党の玉木雄一郎代表は28日の会見で、立憲民主党との選挙協力の条件としての"共産党を入れた政権構想"について問われ「共産党が入る政権であれば、我々は入れない」と述べた。
理由として、日本を取り巻く安全保障環境が極めて厳しいなか、共産党が日米安保に懐疑的であることを挙げ、日米同盟なくして国民や国家を守ることができないとした。
国家観の違う野合で政権は無理
野党共闘については支持母体である連合が、国家観が異なる共産党と選挙協力することに以前から難色を示している。25日に投開票が行われた2つの補選と再選挙でも、共産党議員が演説を行うことは連合への配慮から一度もなかった。
野党共闘で候補者を一本化することには一定の効果が認められるが、共産党を嫌って逃げていく票も多い。なによりも政権構想において共産党を加えることには反対が多く、総選挙で政権奪取するにあたっては現実味がなく大きく跳ねることもない。
今回の玉木代表の発言は、かなり突っ込んだものではあるが避けては通れない部分でもある。どれだけ自公政権が批判されても、安全保障政策を曖昧にする立憲中心の野党に政権は取れない。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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