これどうすんの?伊藤美誠選手への”妨害ライト”疑惑→韓国メディアではなく日本テレビ「スッキリ!」のクルー
7月28日に行われた卓球女子シングルス準々決勝で、韓国選手と対戦中の伊藤美誠選手が、テレビカメラのライトが眩しいと審判にアピールしていた問題で、その真相がデイリー新潮によって報じられている。ネット上では韓国メディアによる妨害工作を疑う声が多かったが、どうやらクルーの正体は日本テレビ朝の情報番組「スッキリ!」で、日本テレビ側も認めているという。
伊藤美誠に“妨害”ライト、韓国メディア犯人説が流布するも、ようやくわかった真相 | デイリー新潮
(前略)
「いえいえ、あれは『スッキリ!』のクルーなんですよ」と小声で打ち明けるのは、日本テレビの関係者である。
「ネットで出回っているNHK中継の画像を見ましたが、右端に森圭介アナ(42)が映っていますし、他にも知った顔が映っています。もちろん彼らに伊藤選手を妨害する意図なんてないでしょう。ライトが点いているカメラの後ろにいるのは以前スポーツ局にいた局員ですが、ほかのクルーは基本的に情報番組の人間。スポーツ取材の勝手がわからず、ライトを点けてしまっただけなのではと思います」
(中略)
では当の日本テレビは、なんと答えるか。「当該クルーが日本テレビの取材班だったことは事実で、関係者の指摘を受けて対応しました。日本テレビは今後もルールに則って取材を進めてまいります」
スクショが消されるのは本当か?
ツイッターでは問題の瞬間のスクショを投稿すると消されるという話が出回り、韓国側は必死になっているなどと力説するアカウントもある。そもそもオリンピックの中継画像をツイッターに投稿することは著作権上問題があり、通常のテレビ番組画像などよりも厳しく対応してくる。
中継していたNHKからの著作権侵害通報による削除と思われるが、筆者の記憶では2006年のトリノオリンピックあたりから、小売店などがオリンピック開催に便乗して行う比較的クローズドな店内告知だけでのキャンペーンも細かく指摘されるようになった。選手やロゴマークなどを使わなくても「オリンピック応援企画」なども指摘の対象とされ、これは著作権や商標権の問題だけでなく、関連事業をスポンサー企業に限定する目的と思われる。
応援フレーズ「がんばれ!日本!」まで知的財産として保護されていることから、SNSで中継映像を無断で使うことが許されるはずもなく、今回のケースで言えばNHKからの申告により削除されたりアカウントが規制されるのは当然のことだ。
今回の妨害ライト疑惑を韓国メディアと決めつけていた人たちはどんな言い訳をするのだろう。もしかして「日テレは韓国の手先」とか言い出すのだろうか?
関連:蓮舫さん、オリンピックを満喫「素晴らしいです!ワクワクしました!」→ダブスタを指摘した日経新聞編集委員に逆ギレ中
関連:中国新聞が謝罪「泥沼の幕開けです」東京オリンピック開幕前のツイッター投稿に批判