今井雅人議員へ抗議状を送付!予算委員会で桜追及「偽物の可能性高い」当サイト公開の前夜祭領収書に疑惑かける発言
27日の衆議院予算委員会において、無所属(立国社会派)の今井雅人議員が桜を見る会の問題を安倍総理に質した際、当サイトを含む複数メディアが確認し公開した「桜を見る会前夜祭の領収書」について"偽物"と確たる根拠を示すことなく疑いをかける発言を行った。
当サイトだけでなく無償で情報提供していただいた方々を不当に貶める発言であり、到底受け入れられない。即日、今井氏の議員事務所に抗議状を送付し謝罪と名誉回復を求めたところです。
(記事後半に抗議状の全文を添付)
領収書➀:桜を見る会前夜祭2019年の領収書
領収書➁:また見つかった!桜を見る会前夜祭の領収書と動画を新たに公開!
今井氏は、手書きや宛名なしの領収書を発行することがないことをホテルに確認したとして「世の中に出回っているものはおそらく偽物である可能性が非常に高い」と発言している。しかし、当方の調査では会食などをした場合に手書きの領収書を発行していることはネット上でも確認している。
アップしている方は桜を見る会の参加者ではなく、会社上司との会食で同ホテル内の直営飲食店を利用した際の手書き領収書を公開している。(相手先にご迷惑がかかるのでリンクは貼りません)
総理も説明しているが、前夜祭ではホテルが事前に一部を記入した領収書を用意し入場の際に参加費を受け取り金額等を記入し手交している。この際のスタッフはホテル従業員とは限らなかったため宛名のないまま手交したものが多数存在する。
騒がれる前にメディアが確認
これらの領収書を最も早く公開したのが毎日新聞であるが、前夜祭の領収書を求める声が上がった日(石川議員の見積書公開が14日)よりも早い11月13日に下関で撮影している。例の「久兵衛デマ」ですら12日であり、時系列的に考えてスタンプ付きの偽物を用意して各所に配る時間の余裕もない。また、領収書の公開順は毎日新聞→当サイト→朝日新聞→参加者ツイッター(この他に複数のテレビカメラが下関で撮影し全国放送)でそれぞれが異なる人物との取材等で領収書を確認しているが、これら各メディアの取材先全てに同タイプの偽物が配布されていたなら天文学的な確率となる。そもそも、騒がれる前から偽物があったというのは奇想天外な妄想でしかないのだ。
免責特権を悪用した卑劣な中傷
国会の数ある委員会でも最も注目度が高くNHKの中継も入る予算委員会での発言であり、その影響力は軽視できない。国会議員には「院内での発言は院外で責任を問われない」という免責特権があるが、これを利用した卑劣な中傷は今回が初めてではない。
今井氏は昨年も嘉悦大学の高橋洋一教授が、森ゆうこ議員の質問前に内容をツイッターで批判したとして「情報漏洩」と追及批判したが、そこで示された資料は投稿時間が変造された写真で投稿時間は質疑の後だった。この際も抗議を無視している。
参考:野党の証拠捏造疑惑で新事実!森ゆうこ議員が質問漏洩問題を公表するより前に捏造写真は存在、野党関係者が作成か
国会議員の免責特権はこのような中傷を許すためのものではない。また、免責特権があるからといって好き放題に思い付きや嘘を言っていいはずもなく、むしろ発言は慎重であるべきだ。また、院外で責任を問われないのであれば、院内(衆議院)の懲罰を受けるなど責任の取りようはあるはずだ。
最後に付け加えておくが、下関の後援会関係者が野党や大手メディアの調査に協力しないのは「信用できないから」とのことだ。問題が報じられた当初は協力したが、取材・調査内容から野党に都合の良い部分を恣意的に選んだり、無断で証言者の情報を共有したからだ。
続報:野党追及チームが証言捏造か?ホテルニューオータニに取材→「領収書は手書きのみ」今井・辻元議員の追及根拠崩れる
送付した抗議状 全文
衆議院議員 今井雅人 殿
2020年1月27日の衆議院予算員会において、桜を見る会前夜祭のホテル領収書について「世の中に出回っているものはおそらく偽物である可能性が非常に高い」との貴殿の発言が確認されました。
この貴殿の発言はメディアだけでなく無償で情報提供をしている方々への侮辱であり、その根拠も薄弱である。
現在、確認できる領収書は以下の7枚。(公開順)
・毎日新聞 1枚
・KSL-Live!(当方) 4枚
・朝日新聞 1枚
・参加者ツイッター 1枚
※時期は不明であるが、この他に複数のテレビカメラが下関で撮影し全国放送している。(フジテレビ、日本テレビと思われる)
前夜祭の金額が問題視され始めたのは11月12日のヒアリングで黒岩宇洋衆院議員が「高級すしがでた」と事実誤認発言をしたことが契機である。公開された領収書のうち最も早かった毎日新聞の領収書は11月13日に下関で撮影されており、時系列的に考えてスタンプ付きの偽物を作成し複数の関係者で共有するのは不可能である。
また、本格的に公選法違反ではないかと騒がれ始めたのは11月14日に立憲民主党の石川大我参院議員がホテルの見積もりを公開したことと、その夜にマスコミ各社がホテルに取材した結果を報じてからである。領収書を求める声が上がったのはこれ以降であることからして、領収書を偽物とする貴殿の発言は事実に反するものと断定できる。
また、貴殿がホテルに聞いたと主張する「手書きは出していない」というのも、当方で調査したところ複数でホテル内で食事した場合などに一部は手書き発行していることが判明し、その画像も入手している。(会食で個別1人分の領収書を求められた場合の対応と思われる)
院外で責任を問われないという特権で守られながら、当方の取材結果と情報提供者の提示した証拠を「偽物」と誹謗したことは断じて受け入れられない。
発言の撤回と謝罪を要請し名誉回復を求めます。
2020年1月27日
インターネットメディア KSL-Live!
竹本哲児
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