環境省の萌えキャラ女子高生がなぜか炎上「女子高生に責任を押し付けている」多様性も表現の自由も認めない過剰反応
環境省が地球温暖化対策として温室効果ガス削減を促すキャンペーン「COOL CHOICE」で使用されるキャラクターが炎上している。キャラクターは女子高生の設定で、いわゆる“萌えキャラ"だ。
【環境省のキャラ紹介①:君野イマ・ミライ】
ぐうたら生活を送るイマを変え、世界を救うため、並行世界のもう一人の自分、しっかり者のミライが現れ、COOL CHOICEを伝授する。
果たしてミライは、イマを変えることができるのか。
イマは、変わることができるのか。https://t.co/SVNHmA9OAa pic.twitter.com/MVW7fkHgyo— 環境省 (@Kankyo_Jpn) August 21, 2020
キャンペーンは数年前から行われているが、環境省のツイッターアカウントが21日にあらためて紹介したところ、女子高生の萌えキャラである必要を疑問視する声が多数寄せられている。
女性の表現活動まで制限してしまう
批判の声として「女子高生に責任を押し付けている」という謎の理屈があるようだが、ちょっと何を言ってるか分からない。こういったフェミニストの謎の主張にジャーナリストの志葉玲さんが飛びついて賛同しているのだが、これがまた何を言ってるかよくわからない。
参考:環境省の萌えキャラ炎上、何が問題なのかージャーナリストが解説 今日のニュース – 志葉玲タイムス
志葉さんは独自の環境に対する考え方を披露しているのであって、萌えキャラの問題点については他人の意見を引用しているだけで解説されていない。その引用の中でも特に酷いと思うのは「決定権を持っていたのは今のオッサンとジイサンだよね。女子高生に押し付けんな」という部分。これはもうちょっとした男性差別です。過去も今も政治的決定権を持ってる人間の大半が男性であることは事実ですが、これからの環境問題に取り組む過程で性別での責任論に持ち込むのは、それが男性でも女性でも好ましくありません。
このような誤ったフェミニズムが横行しては、女性のキャラが使えないだけでなく女性の活躍の場まで奪ってしまう。これが男性のキャラなら今度は「なぜ男性なんだ」と難癖が始まるのでしょうが、多様性を認めるならば萌えキャラだろうと女子高生だろうと寛容に受け入れることが大切なのでは?
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