東京新聞・望月記者「臨時国会も開かず総理を決めるつもりか」総理大臣は国会の議決で指名されることを知らない模様


 東京新聞の望月衣塑子記者は25日、次の総理「ポスト安倍」レースに菅義偉官房長官が浮上しているという朝日新聞の記事を引用し「永田町で言われ始めているのが、麻生代行後に国会議員票で菅総裁を決めるとの説。臨時国会も開かず永田町の論理で総理を決めるつもりか」と批判する投稿を行った。


 どうやら自民党総裁と内閣総理大臣の違いを理解しておらず、総理大臣は国会で議決され首班指名されることを知らないようだ。

自民党総裁と総理は違う

 記者として致命的な間違いを犯しているのだが、内閣総理大臣が国会を開かないまま決定されることはない。日本国憲法では内閣総理大臣の指名方法を以下のように定めている。

第六十七条
内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。
衆議院と参議院とが異なつた指名の議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は衆議院が指名の議決をした後、国会休会中の期間を除いて十日以内に、参議院が、指名の議決をしないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。

 一般的には「首班指名」と呼ばれ、両議院を開いて投票で総理大臣を決める。2000年に小渕恵三総理が脳梗塞で倒れ、その3日後に森喜朗総理が誕生した際には自民党重鎮らが密室談合で決めたと批判されたが、このときにも国会で首班指名の投票は行われている。当然ながら野党は自民党以外の国会議員を指名するわけだが、森喜朗氏の次点は民主党の鳩山由紀夫であった。

 誤解されやすいのが与党党首(総裁)が総理に指名される既定路線であるため、総理大臣は与党が決めていると思われがちである。例えば自民党総裁選挙の勝者は与党である限りそのまま総理に指名されるのが慣例だが、総裁選で割れた票のまま統一せず首班指名を行った場合に野党に総理の座を明け渡してしまう危険性がある。こういったことを避けるためにあらかじめ党内で統一した投票先を決めるわけだが、望月記者はこれを「総理を決めている」と思っているようだ。

 この首班指名は一般人でも知っていることだが、国会を開かないまま総理が指名されると勘違いしている記者は望月記者くらいだろう。森喜朗氏が正式な総裁選を経ず両議院総会で自民党総裁に選出された経緯があるからといって、これを総理指名と勘違いしていたのなら救いようのないレベルだ。

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