立憲民主党が見せかけのジェンダー推進?衆院空白区に女性限定の公募案→落選確定選挙区を女性に押し付け男女比率を調整

政治・社会

 立憲民主党が次期衆議院選挙で候補者を立てていない「空白区」に女性に限定した公募案が浮上しているのだとか。空白区は自民党の有力議員が強固な地盤を築いており、野党が候補者を立てたとしても当選の見込みはない。

立憲、衆院空白区に女性限定の公募案 慎重論も:朝日新聞デジタル
(前略)立憲の発表によると、衆院の全国289小選挙区のうち、203小選挙区で候補者が決まっている。うち女性候補は15・3%にあたる31人。比例ブロックごとに見ると、比例東海、四国、九州の3エリア内の小選挙区は女性候補がゼロだ。

 候補者がいない30の空白区の公募を女性に限定する案は、選挙対策委員会やジェンダー平等推進本部の幹部が検討している。(後略)

蓮舫は衆院鞍替えから逃げたまま

 これには党内からも反対の声が上がっている。当選見込みのない空白区を女性ですべて埋めることにより、衆院選で「女性候補比率が高い」と宣伝に使う目的が透けて見えるからだ。

 空白区には野党の支持者が少なく後援会などの組織を作るのも苦労する。そんな土地に新人の女性を放り込んだところで、何もできないまま供託金を没収されて終わるだけだ。どうしても空白区を埋めたければ、現職の幹部らが国替えして空白区を埋めて、自分の地盤を女性の新人に譲るくらいの覚悟を見せて欲しい。

 現職の女性幹部では蓮舫代表代行が民進党代表時代に、野党第一党の総理候補として政権選択選挙に臨む必要があり衆議院への鞍替えが予定されていたが、直前になって代表を辞任して逃げたままだ。まずは蓮舫氏が小選挙区で出るのが筋かも知れない。

 新党になってからも枝野代表と福山幹事長の男性幹部が交代することも無かった立憲民主党。見せかけだけのジェンダー平等で、女性にだけ負担を強いるのは間違っている。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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