アブドラの反省は?朝日新聞の「ツキノワグマ遭遇」写真でっち上げ問題、風評被害の富士吉田市が説明と謝罪を求める抗議文を送付

政治・社会



 朝日新聞が「富士山の景勝地付近にツキノワグマ」として12日の朝刊とデジタル版に掲載した写真が、昨年10月に同じ朝日新聞に掲載された長野県提供の写真と同一であったことが問題となっている。朝日新聞は指摘を受け「確認が不十分だった」として記事の公開を中止しているが、写真を持ち込んだとされる女性への取材経緯などは明らかにしていない。
富士山の景勝地付近にツキノワグマ 登山の女性、枝折れる音で気づく:朝日新聞デジタル
 思わぬ風評被害を受けた富士吉田市は「記事は全世界へ配信され、危険な地域として印象を持たせるだけでなく、情報源も確認しないまま大きく取り上げる姿勢に憤りを覚える」として経緯の説明と謝罪を求める抗議文を朝日新聞甲府総局に送付している。
出典:朝日新聞のクマの写真は別の場所 富士吉田市が抗議 説明と謝罪を求める 山梨 | UTYテレビ山梨

カブール「アブドラ」の反省は?

 写真を提供したとされるモンゴル人のホテル従業員(女性)の実在性を疑う声もあるが、記事では名前と顔写真が掲載されていた。クマの目撃情報であれば警戒を呼び掛けるために即日の情報提供があるはずだが、1カ月以上も経っての持ち込みは不自然だ。モンゴル人ということで朝日新聞が別の取材をしてる時に聞いた、何となくの与太話を掲載してしまったのだろうか。

 朝日新聞が説明するように、本当にこの写真がモンゴル人女性の提供として、写真のトリミングはどの時点で行われたのかも気になる。紙面の掲載状況を見ると段に納まるようにトリミングされているようにも見えるが、持ち込みの段階で未加工であったなら過去の掲載写真と容易に照合できたはずだ。

 朝日新聞ではアフガニスタンの首都カブールがタリバンによって陥落した状況を伝える写真が、コメントを寄せたジャーナリストの提供ではなく他者からの盗用であったことが発覚したばかりだ。この時も経緯の説明などすることなく記事の公開中止だけで済ませている。なにも反省していないのだろう。

 いずれにしても富士吉田市からすれば迷惑な話で、新型コロナウイルスの影響で観光客が減少するなかでの風評被害記事は看過できないだろう。

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