【小泉進次郎VS.玉木雄一郎】米価格はどうなる?石破発言「コメ5キロ3000円台」は適切な価格か?備蓄米と主食米の違いは?【KSLチャンネル】

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 28日の衆議院農林水産委員会は、コメ価格の高騰と備蓄米の放出問題を受け、小泉進次郎大臣に対して各党の代表クラスが質疑を行いました。
国民民主党は玉木雄一郎代表が質疑に立ち、備蓄米2000円に対して通常の新米など主食用米の価格について、石破総理の3000円台発言に対する小泉大臣の認識について質問しています。

主食用の2000円は不可能?


 重要なポイントとしては今回の備蓄米2000円というのは、価格を安定させるための方策であって新米など主食用米を2000円まで引き下げる案ではないということです。玉木代表もJAの概算金に触れていますが、これは農家に対して支払われる最低保証のような金額です。これが60kg2万円を超えてきて高いところで2万3千円となっています。
 このチャンネルでは何度か説明していますが、この概算金だと玄米5kgあたり1900円程度となり精米に換算するとすでにこの時点で2000円を超えています。ここから店頭に並ぶまでに玄米の一時保管、精米、袋詰め、運搬、小売店の利益が上乗せされると考えると、やはり玉木代表の指摘するように3500円くらいになります。
 そういう意味で石破総理の3000円台という発言は、ある程度の計算ができるひとの共通認識なわけです。

 1年前に買えたからと、平気で「2000円にしろ」と言ってる一部野党のポンコツ議員は米農家を奴隷かなにかと勘違いしているので次の選挙で落としましょう。

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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