辞める前に最後っ屁のパワハラ?立憲・水野素子さんが会期末に官僚を地獄に突き落とす計画を発表「質問主意書100本提出する」【KSLチャンネル】
秘書へのパワハラ報道を受け、夏の参院選への出馬を取りやめた立憲民主党の水野素子さんがとんでもない計画を実行しようとしています。
水野さんは不出馬によって今季限りで国会を去るわけですが、なんと官僚の業務負担が大きいとされる質問主意書をこれから募集し、会期末のわずか2週間で100本以上提出する計画をぶち上げました。パワハラ報道で出馬辞退するのに、去り際の最後っ屁のように官僚をいじめちゃダメでしょう。
質問主意書は国会会期中にしか提出できませんので、会期末になると駆け込みで野党議員が提出するため対応する官僚は寝る間もありません。年間に約700から800本が提出される質問主意書は、7日以内に答弁書を返さなければならないルールで、会期末となると地獄のような作業となります。
削除してこっそり書き換え→やっぱり削除
水野さんの投稿を見つけて私が最初に突っ込んだわけですが、しれっと投稿を消してタイトルとバナーから「100本」の文字を消して再投稿していますが、本文中には「100本提出することを決意しました。」とばっちり書かれています。これまた突っ込まれて、この投稿も削除しています。特に中止のアナウンスもないのでまた計画しているのかもしれません。

質問主意書対応は地獄のような作業
質問主意書が提出されると、内閣官房が所管の関係省庁に振り分け、該当する省庁は関係部署を横断して調整し、正確な法解釈・事実確認を内閣法制局でも行う必要があります。これが過去の答弁書や国会答弁と矛盾しないかを調べながらの作業で、乱発されがちな会期末ともなると休日出勤どころか、そもそも家に帰れないほど忙しいようです。
こうやって作成された答弁書は、内閣で閣議決定しなければなりません。1本で数十時間を要するものもあって、年間700本以上のうち会期末の1週間で多いときは数十本が提出されることがあり、過去にはひとりで20本提出した議員が問題視されました。水野さんひとりで会期末に100本以上も提出したら、官僚の作業は2倍3倍どころではなく下手したら通常の10倍も忙しくなって不眠不休で働いても処理しきれない可能性があります。
パワハラ報道については否定してるけど、こういう無計画で無神経なことをやっちゃうあたり、パワハラという自覚がないだけじゃないの?と疑わざるを得ません。
自分が辞めるからって最後っ屁で官僚を苦しめてやろうとまでは思ってないでしょうが、私が突っ込まなければ自覚もなく平気で実行していたわけです。立憲民主党が官僚に嫌われる理由って、こういう勘違いも甚だしい横暴を平気でやらかすところですよ。