報道ステーションが番組内で謝罪 世耕氏の発言つなぎ合わせ「説明が丁寧でなかった」テレ朝報道局長が直接謝罪も
テレビ朝日「報道ステーション」は11日の放送で、前日の放送で世耕弘成参院幹事長の記者会見を報じた際、会見動画と別の雑談をつなぎ合わせて放送をしてたことを認め謝罪した。
同局の富川アナウンサーが「説明が丁寧ではありませんでした」と謝罪したが、前日の放送で世耕氏を批判した徳永アナウンサーからは謝罪の言葉はなかった。また世耕氏に対してテレビ朝日報道局長が直接幹事長室に出向いて謝罪したという。捏造を事実上認めた形なる。
先ほどテレビ朝日報道局長が幹事長室に来訪し、謝罪がありました。
①会見終了後の映像を使用したこと。
②文脈の異なる部分を繋いで編集したこと
が不適切で、今夜の番組内で何らかの対応をするとのことです。
放送内容を見て、謝罪を受け入れるか判断します。#報道ステーション— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) December 11, 2019
問題はどこにあったのか
報道ステーションでは、桜を見る会の問題について「与党幹部は年越しムード」というナレーションとテロップを入れ、世耕氏が記者会見で桜を見る会について「説明できる範囲はしっかりと説明した」と発言した部分と、会見終了後に記者と雑談した際に発せられた「もう良いお年というか」という言葉をつなぎ合わせる印象操作をしていた。
昨夜の #テレビ朝日 #報道ステーション で取り上げられた、私の定例記者会見の正確な流れをお伝えしておきます。
朝日新聞から桜を見る会について質問があり、私が応答(この部分が報ステの私の前半映像)後、憲法、解散、NHK人事、宿舎家賃等7問の質問と応答があった。(続く) pic.twitter.com/XNwMPXgGNY— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) December 11, 2019
世耕氏の「良いお年を」という発言は会見終了後に記者が年内の定例会見の予定を尋ねたことに対してのもので、今日が年内最後という意味で談笑したものであった。これを桜を見る会に対する認識として発言したかのように見せかけていたのだ。
悪質な印象操作であるが、編集が雑でつなぎ合わされたものであることが明白であったが、スタジオの徳永アナは「良いお年を迎えられませんよ」と批判をはじめ、それにコメンテーターの後藤謙次氏が追随して政権批判を展開していた。
この後藤謙次という男こそ、あのジャパンライフを政治家につなぐ会合のメンバーであることが判明しているのだが、どの口で政権の批判をしているのだろうか。
関連:共産党が資料捏造→朝日が報道!ジャパンライフの桜を見る会資料には元朝日新聞政治部長や毎日新聞などメディア関係者の名前が掲載されていた
関連:スクープ動画!マスコミ関与のジャパンライフ資料を共産党が隠蔽か「微妙なもので配布できない」→別の野党議員が配布→現在、見てない演技中