立憲民主党市議「郵便投票の導入を望みます。実現すれば選挙結果にも大きく影響するでしょう」
立憲民主党の藤田まさみ市議(東村山市)は17日、次期衆院選の投票方法に関して郵便投票の導入を求めるツイッター投稿を行った。郵便投票を巡ってはアメリカ大統領選でも「不正の温床」と批判されているが、藤田市議は「郵便投票が実現すれば選挙結果にも大きく影響するでしょう」と、意味深な文章を投稿している。
コロナ感染拡大の状況を鑑みて来たる #衆院選 は #郵便投票 の導入を望みます。コロナ感染状況はしばらく収束しないと思われ、高齢者を中心に選挙に行くのも自粛する人が増えると予想される。郵便投票が実現すれば選挙結果にも大きく影響するでしょう。
— 藤田まさみ (@masamifujita528) January 17, 2021
郵便投票は不正の温床である
何も考えず投稿するタイプなのだろうか。藤田市議は昨年の9月、子供が車内に放置され死亡した事件に関して「いくら注意しても、放置した人を厳罰にしてもなくならない。自動運転車もいいが、自動で車内の温度を一定以下に保つ技術ができないだろうか」と投稿して炎上している。
車内に子供を放置できる技術を立憲民主党市議が提案「自動で車内の温度を一定以下に保つ技術ができないだろうか」
また、政府が配布した布マスクには「糸が出ている」とモンスタークレーマー的な投稿も行っていた。
立憲市議「アベノマスクから長い糸が!」共産党市議「汚れも混入も無し、だけど虫とか出てきたら嫌!」もう無茶苦茶
郵便投票の導入に関しては不正防止の策が講じることが難しく、ネット投票以上に問題があるとされている。監視のない状態で誰が記入して投函したかも把握できず、職場などで上司が「特定の候補者名を書かせる」という事も想定される。現行の投票システムであっても、投票券さえあれば本人以外の人物が投票する不正が確認されているが、これが投票所ではなく投函となればその不正はさらに横行するだろう。
アメリカ大統領選でも郵便投票に関して「不正の証拠はない」と擁護する声があるが、問題は「不正の証拠が残らない」ということである。
藤田市議の投稿は、自身の所属する政党の支持層を意識した「投票率アップ」を狙ったもので、不利か有利かで郵便投票を推進しようという危険な発想だ。このひとはもうSNSをやめた方がいいだろう。
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