人権とは?辞職した木下富美子元都議を週刊誌が尾行、自宅前で張り込み盗撮、出されたゴミの内容と電気メーターの速度を記事にする
写真週刊誌というものが人権意識が皆無だというのは分かっていたが、さすがにこれは酷い。都議選中に無免許運転で事故を起こし辞職した木下富美子・元都議を記者が尾行し、自宅前で張り込んで朝のゴミ出し風景を撮影しその内容を記事にしているのだ。
木下富美子元都議が送る失意の「酒浸り」生活…両手には大量の酒瓶と空き缶、自宅はいつも真っ暗闇 | Smart FLASH
(前略)
スマホをにらみながら、右に行っては左に戻り、階段を昇っては降り……。12月16日、木下富美子元都議(55)は、慣れない電車移動のせいか、新宿駅で迷子になっていた。
(中略)
彼女の自宅がある、豊島区の近隣住民が語る。
「木下さんは帰宅する際、わざと家の前を素通りするんです。その後誰も見ていないことを確認してからこっそり自宅に入る。しかも、帰宅後に家の明かりがついている様子がなく、電気メーターがまわる速度があまりに遅いんです」
(中略)
その謎は、12月15日の朝、ゴミ出しに出た木下氏自身が教えてくれた。少しやつれた様子で自宅の扉を重そうに開けた木下氏。両手に抱えた袋には、あふれんばかりの酒瓶と空き缶がつまっていた。そのほとんどが、日本酒やレモンサワー、ハイボールといった酒類だったのだ。暖房すらつけない極寒の暗闇で、毛布にくるまりひたすら酒をあおっているのか。頭に浮かぶのは栄光の議員時代か、衝突事故の瞬間かーー。
取材ではなくストーカー
木下・元都議のやったことは許されるものではなく、もっと早く辞職するべきだった。また、辞職したからと言ってチャラになる問題でもない。それでも今回のFLASHのやったことは取材ではなくストーカー行為。尾行をする必要などないし、自宅前で張り込んでどんな酒を飲んでいるかを盗撮することは報道でも何でもない人権侵害だ。
FLASHに関しては1年前にも与党議員を張り込んで撮影して「歩きスマホだ」と紙面で晒上げていたが、それが全くの別人というマヌケをやらかしていた。それを指摘するために編集部に電話を入れても、礼も言わず社会人とは思えない対応だった。
人を追い回して稼いでいる週刊誌記者ですが、逆にコチラから声をかけると狼狽します。一部の芸能人も逃げずに逆に声かけするという手法を取り始めているようですが、匿名のネット書き込みと大差ないレベルの週刊誌など滅びればいい。
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