立憲・石川大我議員が映画公開停止を求める署名拡散→表現規制だと批判殺到→署名を始めた高校生に責任を擦り付ける
ヴァンパイアに噛まれると同性愛に目覚めるという設定の映画『バイバイ、ヴァンプ!』の公開を停止し政策委員会に説明を求める署名が始まっている。
同映画に関しては賛否あり論争となっているが、この署名を立憲民主党の石川大我参院議員がツイッターで拡散していることが表現規制にあたるのではないかと物議を醸している。
キャンペーン · #nolgbtqphobia 同性愛蔑視表現を含む「バイバイ、ヴァンプ」の公開停止を求めます。 · https://t.co/W5GElTYfbO
→高校生が声を上げなければならない日本の現実を私たち大人は変えなくては。差別に毅然と抗し、若い当事者に希望を届ける活動をやっていこう。 https://t.co/dSIzBHvphQ
— 石川大我 Taiga Ishikawa🌈全国比例 (@ishikawataiga) February 17, 2020
この石川氏の行為には多くの批判が寄せられ、本人がツイッターで釈明する事態となっているが、この言い訳がまた酷い。
高校生に責任を押し付ける
石川氏はこの署名を拡散したことについて「表現の自由を守る立場に変わりありません。」としながら、釈明の連続ツイートでは以下のような見苦しい言い訳を行っている。
高校生が行なっている「停止」という要望について、ツイートして皆さんに広く知ってもらうことは「表現規制」には当たらない
③ ですので、市民の一人である高校生が行なっている「停止」という要望について、ツイートして皆さんに広く知ってもらうことは「表現規制」には当たらないと考えます。また当該ツイートの「→」以下が石川のコメント部分です。
— 石川大我 参議院議員 立憲???? (@ishikawataiga) 2020年2月18日
これは恐ろしい。すべての責任を署名発起人の高校生に押し付けている。一般人ではなく現職の参議院議員が署名を拡散する是非が問われていることを理解していないようだ。
さらに石川氏は、こんな恐ろしいツイートも行っている。
こうした表現が淘汰されていくことが理想
④「慎重に行動すべき」とのコメントですが、LGBTの人権を護るために当選させて頂いたと思っています。こうした事案があった時こそ、声を上げるべき立場です。行政による強制的な「上映中止」でなく、市民から湧き上がる声が大きくなり、こうした表現が淘汰されていくことが理想だと考えています。
— 石川大我 参議院議員 立憲???? (@ishikawataiga) 2020年2月18日
この言葉は完全にアウトです。淘汰とは「不用・不適のものを排除すること」を指すのだが、表現活動について不要・不適を国会議員が判断し公開停止を求めるのは紛うことなき表現規制である。
一方で、あいちトリエンナーレでの「表現の不自由展」は再開を求ている。
“表現の不自由展”中止へ。
→急遽、新幹線に飛び乗り会場へ。300人ほどの列で40分待っての入場。どの作品も観る意義あるものでした。公権力による介入、ヘイトスピーチ、脅迫で私たちの国が、またひとつ不自由になった日。会期は10/14まで。安全確保のうえ、早期再開を。https://t.co/JQuttqBCLo— 石川大我 Taiga Ishikawa🌈全国比例 (@ishikawataiga) August 3, 2019
そもそも石川氏は区議時代に「あの男性当選者を辞職させればレズビアン候補が繰り上げ当選する」という工作計画をグループLINEに投稿しているではないですか。
参考:立憲・石川大我議員の裏工作LINEが流出?区議時代にLGBT候補の繰り上げ当選を画策「本人に辞職するよう伝えて」市議会への抗議電話を依頼か?
「ヴァンパイアに噛まれたら同性愛に目覚める」よりも「ノーマル男性が辞職すればレズビアン候補が繰り上げ当選する」という表現の方がよほどLGBT差別を助長しているのではないでしょうか。
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