外国人の運転免許証問題!住所がホテル?日本の信用揺るがす危険な実態に公安委員会も調査に乗り出す【KSLチャンネル】
3日の衆議院予算委員会で、外国人の運転免許切替でホテルの住所が使われるなど免許証の信用にかかわる問題が取り上げられています。 日本維新の会の三木けえ議員の質疑ですが、一部で誤解される方もいると思いますので動画の後に補足の解説を加えています。
日本の信用が揺らぐ事態に
運転免許証はマイナンバーカードが普及するまでは日本において最も信頼度の高いIDカードです。これを外国人が切り替えてまったく同じデザインで利用できるのは確かに問題かもしれません。
ここで誤解のないように補足しておきますが、三木議員の取り上げた問題は運転免許証の切り替えであって、新規の免許取得ではありません。また簡単に取得できると言われていますが、海外で運転免許を取得した者が日本の免許証に切り替えを行う試験の合格率は20%台と非常に低くほとんどの人が不合格となっています。これが新規の免許取得となると日本語の日常会話程度の語学力も求められるので、さらに困難になるものと思われます。
一部の再生数稼ぎが目的のユーチューバーらが、公明党がこの免許取得を容易にしたというデマを流していますが、切り替えですら20%台の合格率であることを考えるとありえない話で、おそらく切り替えを受け付ける日本人職員も含めた翻訳作業の煩雑さを改善するよう求めたことを誤解しているのか、意図的にデマに変換しているものと思われます。
翻訳作業の手順を改善したところで、本来の運転技能に関する合格率には何ら影響がないことは子供でも理解できるでしょう。
三木議員が問題視しているポイントは、ホテルなどの住所を利用して免許証を切り替えると身分証明書としての信頼を損ないかねないこと、また日本よりも運転免許証取得が容易な国で免許を取得した外国人が日本で免許を切り替えた場合、この免許証が日本の運転技能、知識の水準と同等に扱われてしまうということです。
日本が海外の免許に対する対応を変更すれば相互主義によって海外で暮らす日本人にも不都合が生じる可能性もあり難しいところなんですが、少なくともホテルの住所はアカンやろ、と思った次第です。
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