玉木代表の復帰会見、再生数で立憲を100倍圧倒!なぜこれほどの差が?【KSLチャンネル】
不倫報道で役職停止処分となっていた国民民主党の玉木雄一郎代表が復帰し、4日に会見を行いました。
同日同時刻には立憲民主党の小川淳也幹事長の会見も行われましたが、再生数では玉木代表の100分の1という大惨事となっています。玉木代表は3か月ぶりの復帰会見ということで話題性もあったわけですが、不倫報道前から多いもので再生数が70万回に達するなど人気がありました。
一方で立憲民主党はチャンネル登録者数を増やすために、党を挙げての一大キャンペーンを張ったにも関わらず逆に再生数は低下傾向にあるようです。これはテクニカルな問題に加え、プロなら絶対に避ける方向に突っ走ったことが原因です。テクニカルな問題はタタで教えてあげるのもアレなんでここではあまり説明しませんが、いまのYouTubeのシステムとしてチャンネル登録増加キャンペーンは再生数低下を招く悪手なので、最近ではほとんど見ることもなくなっています。
やってはいけないことをやる立憲
単純な話で、魅力的なコンテンツがないのに登録だけを促しても、それに応じてくれるのは既存の立憲民主党支持者だけであって、拡がりにつながる新規のユーザー獲得はできません。あくまで魅力あるコンテンツ発信があって、それに追随する形で登録者が後から付いてくるもので、内容が面白くなければ反感を買うためにキャンペーンを張っているようなものです。
大々的な告知でリニューアルした立憲ライブも、若手の女性議員二人を登用して親しみやすさを演出したようですが、41歳は政界では若手かもしれませんがYouTubeでは若さより経験や知識を売る年齢です。これが大失敗したことで動物の被り物をするとか、闇クマとか悪い例を参考にしているのが痛々しいです。
国民民主党は支持者に対してショート動画の作成手順をレクチャーしたり、玉木代表と榛葉幹事長というタレント性の高い人物を徹底的に推すというテクニカルな部分での分析もちゃんとできています。デザイン性も優れていてYouTube向きです。
一方の立憲民主党は一大キャンペーンの直前に、立憲民主党の公式動画は応援目的以外は認めず批判的引用は一切認めない独裁規約を発表しています。これにより切り抜きができなくなったことでYouTube内での言及数が極端に低下し、トレンドのボリュームが下がっているものと思われます。
批判や炎上を養分にする根性がなければYouTubeでは勝てません。国民民主党は玉木代表の不倫報道をめぐって賛否が分かれたが、言論弾圧のようなことはせずすべてを養分にしていったように見えます。
またデザインもYouTube向きではなくチラシデザインの技術を流用しているようで、バズらない典型例のようなサムネイルを使っちゃってます。
立憲民主党は数年で億単位の広報宣伝費を謎の会社に流しながら、選挙用に巨費を投じた動画以外は全く再生されていなくて、うちのような泡沫の10分の1程度の結果しか残せていません。
YouTubeで再生数が伸びる仕組みはすでに周知されていて、公式も積極的にテクニカルな部分をレクチャーしてくれてるのに、そういう勉強を一切せずほかのチャンネルとは別のところで相撲を取っている限り、立憲の公式チャンネルは変わらないでしょう。