共産党区議が公選法違反!禁止された寄付行為を指摘され離党、都議選への影響を考慮し処分なし?【KSLチャンネル】
共産党区議が公選法違反を指摘され離党しました。
【ご報告を申し上げます】…
— 小林れい子(クドウレイコ)/文京区議会議員 (@ReikoKoba) May 1, 2025
問題を指摘されたのは小林れい子文京区議で、2023年8月26日に長女が通っていた学習塾の先生にお礼としてお菓子を渡したことが公職選挙法違反に当たると指摘を受けたようです。
【ご報告とお詫びを申し上げます】…
— 小林れい子(クドウレイコ)/文京区議会議員 (@ReikoKoba) April 25, 2025
報道もなく本人がXで報告している情報しかないので詳細は不明ですが、内容としては公職選挙法上の「寄付の禁止」に抵触していることが指摘されたものと思われます。二期目の区議にしては珍しい凡ミスのような気もしますが、時期的には文京区議選の4か月後で、この塾の先生がこの区議を応援していた場合は事後買収にもなりかねない違反ですがそういう話も出てきていないので、軽微な違反なのでしょう。
2年近く前ということと、現金ではなくお菓子ということでさほど大きな話にはなっていないようですが、共産党の中ではトップの得票で上位当選している区議が離党するほどのことであったか甚だ疑問です。
おそらく都議選まで2か月を切った状況で、些細な不利益情報も流したくない党組織の意向もあったのかもしれません。共産党は文京区にも候補者を立て事前運動上等の活動を盛んに行っているので、この都議選を重要視して小林区議を切ったのでしょう。
2021年に埼玉県内の共産党市議が寄付行為で辞職していますが、このときはコロナ禍の緊急事態宣言下で飲食店に見舞金を持参しビールまでごちそうになるという救いようのないものでした。
公選法は平気で違反するのに金のことに関しては異常に厳しい共産党でも、たまにこういうルーズな人がいるようです。今回の文京区議のケースは軽微な違反ですが、これが自民党系の議員なら間違いなくニュースになっていたと思います。