立憲・野田代表が公選法違反疑惑の動画を削除逃亡!投票日当日に脱法餃子的投稿→こっそり削除【KSLチャンネル】

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 立憲民主党の野田佳彦代表が公選法違反が疑われる投稿を削除して逃亡しました。

 野田代表は22日投開票の東京都議選の応援を終え、動画でのコメントをXに投稿しました。しかし、その投稿時間は投票日当日の午前5時10分、しかも後方で立憲民主党公認候補への投票を呼び掛けるアナウンスがマイクを使って行われていたことから、公職選挙法で禁止された投票日当日の選挙運土杖はないかという指摘が相次ぎました。

枝野脱法餃子事件の再来か?


 野田代表地震は投票を呼び掛ける発言をしていないので、これが公選法に違反しているかどうかは微妙なところですが、多くの公認や推薦を出している立憲民主党の代表が、投票日当日に選挙関連の投稿をしているのは軽率な行動です。
 問題は後方で流れるアナウンスです。明確に投票を得る目的での選挙運動としてマイクを使っており、その音量も野田代表の声をかき消すレベルです。この撮影が意図的に投票呼びかけをバックで流す目的だったとは思いませんが、投稿するときに気が付かなかったわけがありません。

 この投稿は8時間程度は残っていたことが確認されていますが、指摘され削除したことになにもアナウンスがないので、本人は違法との認識があったことは強く推察されます。
 やってることは枝野元代表の「脱法餃子」と同じようなことで、公党の代表がこういう姑息なことをすれば批判が殺到するのは分かっていたことです。

船橋市長選でも違反か?

 このほかにも違反と思われる動画が投稿されています。


 これは水沼秀幸衆議院議員が船橋市長選挙の応援に入った際に撮影されたものですが、候補者本人が練り歩き中に選挙ビラを配っています。公職選挙法では、選挙ビラが配れるのは選挙事務所や演説現場、演説会場など限られた場所だけです。
 この練り歩きは通称「桃太郎」と呼ばれる活動で、練り歩きながら候補者本人が来ていることを呼び掛け通行人と触れ合うものですが、移動しながらの演説は禁止されているので、あくまでこれは呼びかけであって演説ではないという前提があります。よって演説中とは解されないので、ビラ配りはできないわけです。
 移動中に立ち止まって、何らかの言論による活動があれば個々に対面でビラを配ることは問題ないと思いますが、この動画のように演説が不可能な移動中に手当たり次第ビラを撒く行為は違反となる可能性があります。
 このビラ配りに関しては、ほとんどの人は知らずにやってるので、特に警告を受けたり摘発される可能性はほとんどないと思いますが、法律は法律なので現職の衆議院議員が同行する形でこれが行われているのは痛いです。

 野田代表の件も、あれが起訴されて有罪になる可能性はほぼないと思いますが、やっぱりこれも法律は法律なので遵守する方向で考えてほしいものです。
 あと、黙って削除は違反を認めたようなものなので、公党の代表として何らかのコメントはしてください。

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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